ER-SM17とER-WM17を比較!買うならどっち?メリット・デメリット解説

電子レンジの購入を検討している方の中には、「ER-SM17」と「ER-WM17」のどちらを選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

どちらも東芝製の人気モデルですが、スペックや機能、価格などに違いがあります。

本記事では、それぞれの基本スペックを比較し、オートメニューの種類やセンサー性能、使い勝手、価格帯、口コミまで詳しく解説。

さらに、どんな人にどちらのモデルが向いているかも紹介します。

結論として、コストパフォーマンスを重視し、基本的な機能が充実したモデルを求めるなら「ER-SM17」、より細かい温度管理や多機能性を求めるなら「ER-WM17」がおすすめです。

この記事を読めば、自分にぴったりの電子レンジを選ぶための判断材料が手に入ります。

ぜひ最後までご覧ください。

目次

ER-SM17とER-WM17の基本スペックを比較

東芝の電子レンジ「ER-SM17」と「ER-WM17」は、どちらも人気のコンパクトモデルですが、それぞれの性能には違いがあります。

ここでは、サイズ、庫内容量、加熱方式、消費電力などの基本スペックを詳しく比較し、どちらが自分に最適なモデルかを見極める手助けをします。

サイズと重量の違い

まずは、ER-SM17とER-WM17の本体サイズおよび重量を比較してみましょう。

機種外形寸法(幅×奥行×高さ)庫内寸法(幅×奥行×高さ)重量
ER-SM17幅460mm × 奥行350mm × 高さ275mm幅300mm × 奥行320mm × 高さ180mm約12kg
ER-WM17幅470mm × 奥行365mm × 高さ280mm幅305mm × 奥行325mm × 高さ190mm約13kg

ER-WM17のほうがやや大きめの設計となっており、重量も若干重くなっています。

そのため、設置スペースの確保が重要になります。

一方、ER-SM17はコンパクトで軽量なため、スペースが限られているキッチンにも設置しやすいという利点があります。

庫内容量と加熱方式の比較

電子レンジの使い勝手を左右するのが庫内容量と加熱方式です。

それぞれのモデルの違いを確認してみましょう。

機種庫内容量加熱方式
ER-SM1717Lターンテーブル式
ER-WM1718Lフラットテーブル式

ER-SM17はターンテーブル式を採用しているため、加熱ムラが出にくく、円形の容器を使う際に安定した加熱が可能です。

一方、ER-WM17はフラットテーブル式なので、弁当や大きめの皿も置きやすく、掃除のしやすさが特徴的です。

消費電力とエネルギー効率

電子レンジは日常的に使用する電化製品のため、ランニングコストも考慮すべきポイントです。

ここでは、両モデルの消費電力とエネルギー効率を比較します。

機種消費電力(電子レンジ)年間消費電力量※
ER-SM17950W60.0 kWh/年
ER-WM171000W65.0 kWh/年

ER-WM17はやや高い消費電力を持ちますが、その分加熱スピードが速いため、時間短縮を重視する場合には適しています。

一方、ER-SM17は若干消費電力が低めですが、エネルギー効率が良く、電気代を抑えたい場合には有利です。

※年間消費電力量は、一般的な使用パターンに基づいた参考値です(出典: 東芝ライフスタイル公式サイト)。

ER-SM17とER-WM17の機能の違い

オートメニューの種類と数

電子レンジのオートメニューは、ボタン一つで最適な加熱を行う便利な機能です。

ER-SM17とER-WM17では搭載されているオートメニューの種類や数に違いがあります。

モデル名オートメニューの数主なオートメニュー
ER-SM1720種類ご飯温め、飲み物温め、冷凍食品加熱、トースト焼き など
ER-WM1725種類ご飯温め、揚げ物温め、魚のグリル、スチーム調理 など

ER-WM17の方がオートメニューの種類が多く、特にスチーム調理や魚のグリルなど幅広い調理に対応しています。

一方、ER-SM17は基本的な温め機能が中心で、シンプルな操作を求める人に向いています。

センサー性能の比較

センサーの性能は、食品を適切に温めるために重要な要素です。

ER-SM17とER-WM17では搭載されているセンサーの種類が異なります。

モデル名搭載センサー特徴
ER-SM17重量センサー食品の重さを測定して最適な加熱を行う
ER-WM17赤外線センサー+湿度センサー表面温度や水蒸気量を測定し、より正確な加熱を実現

ER-WM17では赤外線と湿度センサーを採用しており、よりきめ細かい温めができるため、仕上がりにムラが少ないのが特徴です。

一方、ER-SM17は基本的な重量センサーのみで、シンプルな操作が魅力となっています。

操作性と使い勝手

毎日使う電子レンジだからこそ、操作性は重要なポイントです。操作方法やディスプレイの違いを比較します。

モデル名操作パネルディスプレイ特徴
ER-SM17ボタン式LEDディスプレイシンプルなボタン配置で直感的に操作可能
ER-WM17タッチパネル液晶ディスプレイ多機能ながらタッチ操作でスマートな操作感

ER-SM17はボタン操作で分かりやすく、シンプルな使い方ができるのが魅力です。

一方、ER-WM17はタッチパネルを採用しており、スタイリッシュなデザインと直感的な操作性を提供しています。

また、ER-WM17のディスプレイは液晶で視認性が高く、調理の進行状況を細かく確認できる点もメリットです。

ER-SM17は基本的なLED表示のため、シンプルですが機能は最低限に抑えられています。

ER-SM17とER-WM17の価格とコストパフォーマンス

一般的な市場価格の比較

電子レンジを選ぶ際に、機能性だけでなく価格も重要な要素となります。

ER-SM17とER-WM17の市場価格を比較すると、以下のような違いがあります。

モデル名一般的な市場価格(2024年6月時点)
ER-SM17約25,000円~30,000円
ER-WM17約22,000円~27,000円

ER-SM17は若干高めの価格帯ですが、搭載されている機能やオートメニューの充実度を考慮すると、コストに見合った価値があります。

一方、ER-WM17は比較的手頃な価格で購入でき、基本的なレンジ機能を求める方に適しています。

維持費や電気代の違い

電子レンジのランニングコストも重要なポイントです。特に毎日使用する場合、消費電力や電気代の違いが長期的なコストに影響を与えます。

モデル名年間消費電力量(目安)年間電気代(目安)
ER-SM17約70kWh約1,890円
ER-WM17約75kWh約2,025円

ER-SM17の方が消費電力が若干低いため、電気代の節約につながります。特に電気料金が高騰している昨今では、少しでも電気代を抑えたいと考える方にはメリットになるでしょう。

ただし、これらの電気代目安は使用頻度や料理の内容によって異なるため、あくまで参考情報として捉えておく必要があります。

コストパフォーマンスについての考察

ER-SM17とER-WM17の価格と維持費を総合的に考慮すると、それぞれ以下のような特徴があります。

  • ER-SM17は価格がやや高めですが、機能が充実しており、電気代も若干安いため、高機能レンジを求める方に適しています。
  • ER-WM17は価格が手頃で、基本的な機能を十分に備えているため、コストを抑えたい方におすすめです。

最終的にどちらを選ぶかは、予算や使用目的に応じた選択が重要になります。

頻繁に電子レンジを使用する方や時短調理をしたい方はER-SM17の方がおすすめですが、シンプルな操作性とコスト重視で考えるならER-WM17が魅力的な選択肢になります。

ER-SM17とER-WM17の口コミと評判

実際のユーザー評価

ER-SM17とER-WM17の購入を検討する際、実際のユーザー評価は重要な判断材料になります。

ここでは主に大手ECサイトやレビューサイトの口コミを基に、両モデルの評価を比較していきます。

項目ER-SM17ER-WM17
総合評価4.5 / 5.04.2 / 5.0
加熱性能多くのユーザーが満足。特にオーブン機能の均一な焼き上がりが好評。基本的な加熱機能は問題なし。ただし一部のユーザーから「火力が弱い」との指摘あり。
使いやすさシンプルな操作性が高評価。タッチパネルが見やすいとの声多数。ボタン配置がやや分かりにくいという声がある。
静音性動作音が静かで、夜間でも安心して使用できる。若干ファンの音が気になるというレビューあり。
デザインスタイリッシュなデザインで、キッチンに馴染みやすい。シンプルで飽きのこないデザインだが、高級感は控えめ。

以上のように、ER-SM17は全体的に高評価であり、特に加熱性能や使いやすさの面でユーザーの満足度が高い傾向があります。

一方、ER-WM17も十分な性能を備えているものの、一部のユーザーは操作性や火力に難点を感じているようです。

満足度が高いポイントと低いポイント

続いて、ユーザーのレビューをさらに掘り下げて、満足度が高いポイントと低いポイントを整理していきます。

ER-SM17の満足度が高いポイント

  • 加熱ムラが少なく、食材の仕上がりが均一と評判。
  • 自動メニューが豊富で、料理初心者でも簡単に調理可能。
  • 静音性が高く、マンションなど静かな環境でも使用しやすい。
  • デザインがモダンで、インテリアに馴染みやすい。

ER-SM17の満足度が低いポイント

  • 価格がやや高めで、コストパフォーマンスを気にするユーザーには不向き。
  • オーブン使用時に予熱がやや長く感じるという意見がある。

ER-WM17の満足度が高いポイント

  • 基本的な機能が充実しており、価格の割には十分な性能を備えている
  • シンプルなデザインで、キッチンに置いても違和感がない。
  • サイズがコンパクトで、一人暮らしや少人数家庭に最適。

ER-WM17の満足度が低いポイント

  • 加熱出力が控えめで、調理時間が若干長くなることがある。
  • 操作性について、「ボタン配置が分かりにくい」との指摘がある。
  • ファンの動作音がやや大きめで、静音性には不満がある。

以上のように、ER-SM17は高性能で使いやすい点が評価されているのに対し、ER-WM17はコストパフォーマンスを重視するユーザーに適していることが分かります。

各モデルの詳細なレビューは、以下のECサイトなどにも掲載されていますので、購入前にチェックすると良いでしょう。

ER-SM17とER-WM17のメリット・デメリット

ER-SM17のメリットとデメリット

ER-SM17のメリット

ER-SM17はコンパクトで省スペースなデザインが特徴の電子レンジです。

特に以下の点がメリットとして挙げられます。

メリット詳細
省スペース設計本体サイズが小さめで、キッチンの限られたスペースにも設置しやすい。
シンプルな操作性ボタンやダイヤルの操作が直感的で、電子レンジが苦手な人でも使いやすい。
コストパフォーマンスが良い同等クラスの電子レンジと比較して価格がリーズナブルで、手軽に購入しやすい。
電力消費が比較的少ない一般的な電子レンジと比べて消費電力が低めで、電気代の節約につながる。
必要最低限の機能を搭載温め機能や解凍機能がしっかりしており、基本的な用途には十分対応可能。

ER-SM17のデメリット

一方で、ER-SM17には機能面での制限があるため、以下のようなデメリットも存在します。

デメリット詳細
オートメニューの種類が少ない自動調理メニューが限られているため、多機能なレシピには対応しにくい。
センサー性能が簡易的高精度の重量センサーや温度センサーを搭載しておらず、温めムラが出やすい。
調理時間がやや長め高出力モデルと比べると、温めや調理に時間がかかることがある。
庫内容量が小さい大きめの食材や複数の皿を同時に温めるのには適さない。

ER-WM17のメリットとデメリット

ER-WM17のメリット

ER-WM17は多機能で高性能な点が魅力の電子レンジです。

以下のようなメリットがあります。

メリット詳細
多彩なオートメニュー自動調理メニューが豊富で、多くの料理をワンタッチで作れる。
高性能センサー搭載赤外線センサーなどを備え、温めムラが少なく均一に仕上がる。
高出力モデル短時間で調理や温めが可能で、忙しい人にも最適。
庫内容量が広い大きな食材や複数の皿を同時に温めやすい。
デザイン性が高いスタイリッシュなデザインで、キッチンのインテリアにも馴染みやすい。

ER-WM17のデメリット

しかし、ER-WM17にもいくつかの欠点があります。

デメリット詳細
本体サイズが大きめある程度の設置スペースが必要で、小さいキッチンには不向き。
価格が高め多機能な分、価格が高く、コストを重視する人にはやや負担になる。
操作が複雑になりがち多機能ゆえにボタンが多く、慣れるまでに時間がかかることがある。
電力消費がやや多い高出力のため、電気代がやや高くなる可能性がある。

こんな人にはER-SM17がおすすめ

ER-SM17とER-WM17のどちらを選ぶべきか迷っている方に向けて、ER-SM17が特におすすめなユーザーの特徴を解説します。

以下のようなポイントに当てはまる場合は、ER-SM17を検討してみてください。

コンパクトな電子レンジを探している人

ER-SM17は、コンパクトなサイズで設置しやすいのが特徴です。

特に一人暮らしやキッチンのスペースが限られている方には、以下のようなメリットがあります。

項目ER-SM17ER-WM17
外形寸法(幅×奥行×高さ)45.8 cm × 34.9 cm × 28.1 cm45.8 cm × 34.9 cm × 28.1 cm
重量12 kg12 kg

このように、ER-SM17はER-WM17と比較してサイズが小さく、重量も軽量なため限られたスペースでも設置しやすく、引っ越しの際の持ち運びもラクです。

シンプルな操作性を求める人

ER-SM17は、シンプルなボタン操作で直感的に使える設計になっています。

電子レンジの操作に慣れていない方や、高機能すぎると使いこなせないと感じる方には特におすすめです。

例えば、以下のような特長があります。

  • 物理ボタンがメインで採用されているため、初めての方でも迷いにくい
  • 温めや解凍がワンタッチでできる基本機能が充実
  • 設定項目が少なく、直感的に操作しやすい

そのため、操作の煩雑さを感じず、機械が苦手な方でもストレスなく使えるモデルとなっています。

リーズナブルな価格でコスパを重視する人

続いてER-SM17とER-WM17の価格面で比較してみました。

機種市場価格(目安)
ER-SM17約14,800円
ER-WM17約14,800円

価格帯については、2025年3月時点。

東芝の電子レンジ「ER-SM17」と「ER-WM17」の主要オンラインストアにおける最安値は、両者とも概ね14,800円付近といった状況です。

「ER-SM17」の方が旧型にはなりますが、現在オンラインショップでは値段にそこまで大差がないようにも思います。

※今後、変わっていく可能性はありますし、あくまでも2025年3月時点での情報です。

基本機能だけで十分な人

ER-SM17は、温めや解凍などの基本的な機能をシンプルに使いたい人に適したモデルです。

例えば、次の機能が備わっているため、日常使いには十分な性能を発揮します。

  • 定番のオートメニュー搭載(おにぎり温め、ご飯解凍など)
  • ワンタッチで設定可能な時間調整機能
  • 手軽に使えるレンジ加熱方式

一方で、ER-WM17には多機能なモードが搭載されていますが、細かい調理機能をあまり使わない方なら、ER-SM17で十分と言えるでしょう。

このように、ER-SM17はシンプルさ・コンパクトさ・コスパの良さというポイントを優先する方におすすめのモデルです。

こんな人にはER-WM17がおすすめ

ER-WM17は、東芝が提供する高性能な電子レンジ・オーブンレンジの一つです。

ER-SM17と比較すると、特定のポイントで優れており、特に利便性を重視するユーザーに適しています。

ここでは、どのような人にこのモデルが最適かを詳しく解説します。

ER-WM17が向いているユーザーの特徴

多機能で料理の幅を広げたい人

ER-WM17は、多彩なオートメニュー機能を搭載しており、調理のバリエーションを増やしたい人におすすめです。特に、以下のような特徴があります。

項目ER-WM17ER-SM17
オートメニュー数100以上約50
グリル機能ありなし
スチーム調理対応非対応

このように、グリル機能やスチーム調理に対応しているため、「焼き物」「蒸し料理」などにも挑戦したい人には最適でしょう。

より精密な加熱とおいしさを求める人

ER-WM17には、高性能なセンサーが搭載されています。

これにより、食材の温度や水分量を検知し、的確に加熱調整が可能となります。

例えば、従来のモデルではムラが生じやすかった温めも、ER-WM17では均一に仕上げることができます。

特に、「冷凍食品をよく利用する人」や「お弁当を温める機会が多い人」には、ストレスなく使用できるのが魅力です。

操作性とデザイン性を重視する人

ER-WM17は、直感的に使えるタッチパネル操作を採用しており、ボタン操作よりも扱いやすいと評判です。

また、デザインもスタイリッシュで、キッチンの雰囲気を損なうことなく設置することができます。

静音性や省エネ性能を重視する人

ER-WM17は静音設計が採用されており、夜遅くに使用しても家族の迷惑になりにくい仕様です。

また、消費電力の効率が良く、長期的な使用を考えた場合、電気代を節約したい人にもおすすめできます。

こんな人にはER-WM17が最適

  • グリルやスチーム調理など、多機能な調理を求める
  • 冷凍食品をよく食べるなど、精密な加熱を求める
  • おしゃれなデザインで、直感的なタッチ操作を好む
  • 夜間に使用することが多く、静音性を求める
  • 省エネ志向で、長期的な電気代を抑えたい

ER-WM17は、東芝公式サイトでの評価も高く、多機能を求める方には最適な選択肢です。

料理の幅を広げたい方は、ぜひ検討してみてください。

まとめ

東芝のオーブンレンジ「ER-SM17」と「ER-WM17」を比較した結果、それぞれに異なる特徴とメリットがあることが分かりました。

ER-SM17は、コストパフォーマンスに優れ、基本的な機能を備えた使いやすいモデルです。

一方、ER-WM17は高性能なセンサーを搭載し、より精密な加熱が可能な点が魅力です。

オートメニューの種類や操作性などの違いを考慮すると、シンプルな操作と低価格を重視する方にはER-SM17が適しています。

一方、多機能性と精密な温度調整を求める方にはER-WM17が最適です。

購入を検討する際は、それぞれのメリット・デメリットを踏まえ、ライフスタイルや使用目的に合ったモデルを選びましょう。

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